異世界ギルドマスターズ (Isekai Guild Masters)
異世界ギルドマスターズ (Isekai Guild Masters) Rulebook
Table of Contents
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基本ゲーム用の内容物①
「拡張ルールブック」P2〜P4に全内容物の一覧があります。
- メインボード(基本)1枚(表裏)
- レガリアボード 1枚(表裏)
- ギルドボード 5組(2枚のボードを組み合わせて使用します。表裏)
- スタートプレイヤーマーカー 1個(プラスチック台座に取り付けてください)
- 迷宮タイル 56枚(裏面は★の迷宮タイル裏。奈落の穴タイル×10を含む)
- ボスタイル 2枚(裏面が★2と★3のものを使用します)
- 無地タイル 15枚
- 奈落の穴(白枠)タイル 6枚
基本ゲーム用の内容物②
- 冒険者チップ 35枚(5色各7枚)
- 宝物チップ 5枚(5種)
- 数字チップ 150枚(1:60枚、2:36枚、5:24枚、10/20:30枚)
- ラウンドチップ 1枚
- 瘴気濃度チップ 1枚
- 文明チップ 1枚
- プレイサマリー(必要に応じて配布してください)
- レガリアチップ 3枚
- 使用済チップ 26枚
- 使用不可チップ 2枚(1〜3人プレイ用)
- イベントカード 227枚(ベーシック168枚 / アドバンス59枚)
- レガリアカード 23枚(ベーシック16枚 / アドバンス7枚)
- 出会いカード 23枚(ベーシック7枚 / アドバンス15枚 / チュートリアル専用1枚)
- 受付嬢カード 69枚(23キャラ各3枚)※RANK1のウラはRANK3になっています
- 受付嬢専用イベントカード 2枚
- 受付嬢専用チップ 5枚(3種)
「アドバンス」マークがあるカード(カード左下。出会いカードは左上)はアドバンス用です。
ゲームの準備(全体)
2〜5人プレイ時の基本ルールです。ソロプレイでの変更点は「拡張ルールブック P15〜」を参照してください。初回用のチュートリアルゲームでは準備が異なります。「はじめてブック P4〜」を参照してください。
- メインボードは、表面が六角形マップ(2〜4人向け)、裏面が古墳型マップ(4〜5人向け)になっています。遊びたいマップが見えるようにテーブル中央に置きます。
- 瘴気トラックの「1」のマスに**文明チップ(緑)を、「プレイ人数×10」のマスに瘴気濃度チップ(紫)**をそれぞれ置きます。
- ラウンドトラックの「冬」スペースに**ラウンドチップ(黄)**を置きます。
- 配置図を参照し、マップ上の[BOSS]エリア(1or2カ所)に、対応する★の数(★3や★2)のボスタイルを1枚ずつ裏向きで置きます。残りのボスタイルは箱に戻します。
- すべての迷宮タイル(裏面が★1)をよく混ぜ、マップ内の残りの各エリアに、裏向きのまま1枚ずつ置きます。残りの迷宮タイルは表側を見ずに箱に戻します。
- 配置図を参照し、初期公開タイルの位置にある迷宮タイル(表面マップ:6カ所 裏面マップ:7カ所)を表向きにします。
- 2〜3人プレイ時のみ、メインボード左上部にある指定の秘薬アクションの上に使用不可チップを置きます。
- 2人プレイ時:左から2つ(8ゴールドと2パワー)
- 3人プレイ時:左から2番目のみ(2パワー)
- 使用するすべてのレガリアカードとイベントカードをそれぞれよく混ぜ、裏向きの山にしてメインボードのそばに置いておきます。
- メインボードのそばにレガリアボードを置きます。
- レガリアカードを山札から3枚取り、レガリアボードの各カードスペースに1枚ずつ、表向きで置きます。
- レガリアボードの各カードスペースの上に、レガリアチップを1枚ずつ置きます。
カードの分類について
イベントカードとレガリアカード、出会いカードには、毎回必ず使用するベーシックのセットと、熟練者向けに追加できるアドバンスのセットがあります。ゲームに慣れるまではベーシックのみを使用し、慣れてきたらベーシックとアドバンスを混ぜて使用することをおすすめします。
「アドバンス」マーク(カード左下または左上)
また、出会いカードには、**「チュートリアル用」**のカードが1枚入っています(追加ルール「チュートリアル用受付嬢の使用」(拡張P12)を参照)。通常のプレイでは、こちらのカードは事前に抜いておいてください。
「チュートリアル用」マークと表記(カード左上)
ゲームの準備(個人)
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ギルドボード1組(2枚セット)を受け取り、自分の前に並べて置きます。この際、右側は[受付]が空欄になっている面が見えるようにします。
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1色の冒険者チップ7枚を受け取り、うち5枚をギルドボード中央にある[発展の記録]の各スペースに置きます。残りの2枚を[冒険者の酒場]に置きます。
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今回使用する出会いカードから1枚を受け取り(ランダムでも、好きなキャラを選んでも構いません)、ギルドボード右上部の[看板]に表向きで置きます。
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自分の出会いカードに対応する受付嬢カード3枚のセットを受け取り、とりあえず手元に置いておきます。 注意:アドバンスの出会いカードに対応する一部の受付嬢カードについては、準備や効果の補足説明を基本ルールブックP14〜16に掲載しています。
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イベントカード8枚とレガリアカード2枚をランダムに受け取り、手札として持ちます(手札の表面は、他のプレイヤーには見えないようにします)。手札内のイベントカードとレガリアカードの枚数は公開情報です。レガリアカードの残りはゲームに使用しないので、箱に戻します。
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ここで、手札の不要なイベントカードを入れ替えることができます。手札のイベントカードから5枚まで選び、メインボード横の捨て札置き場に裏向きで置きます。その後、捨てた枚数と同じ枚数のイベントカードを引き、手札に加えます。
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入れ替え後の手札から、実際に自分が保持したいイベントカードを任意の枚数選びます。それ以外のイベントカードを、捨て札置き場に裏向きで置きます。
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受付嬢カードの表面(茶)と裏面(青)のうち使用したい面を選びます。3枚とも選んだ面を上にしてランクが小さいものほど上に来るように重ね、ギルドボード右下部の[受付]に置きます。 **参考:**表面は内政(イベントカードのプレイ)に、裏面は探索に向いています。ルールを把握した後で、手札や好みに応じて選んでください。
ゲームの概要
『異世界ギルドマスターズ』はラウンド単位で進行します。ラウンドの中で、イベントカードをプレイしたり、探索により支配エリアや拠点を増やしたり、迷宮タイルや宝物チップを入手したり、レガリアカードをプレイしたりすることで、名声を集めていきます。
メインボード外周にある瘴気トラックのマス上で、文明チップと瘴気濃度チップが隣接すると、ゲーム終了は間近です。ラウンドおよび進行中のアクションフェイズを(途中でも)終了させ、フィニッシュフェイズという特別なフェイズが行われます。これを終えるとゲームが終了し、最終得点計算が行われます。最も多くの名声を得たプレイヤーの勝利です!
資源の所持数と生産力
このゲームには、ゴールド、パワー、ポーションという3種類の資源があります。
各資源の所持数は、ギルドボード上部の所持数スペースで管理します。そのスペースにある数字チップの値ぶんだけ、その資源を持っていることになります。資源を得たり支払ったりした場合、数字チップの値を増減させて調整します。
左下部の生産力スペースでは、同じく数字チップを用いて、各資源の生産力を管理します。後述の生産フェイズのたびに、生産力に等しい値ぶんだけ、該当の資源を得ることができます。生産力は定期的にもらえる収入の額、と考えるとイメージしやすいでしょう。
数字チップはいつでも自由に両替して構いません。
例: 現在のゴールドの所持数は30です。3ゴールドを支払う必要があったため、ゴールドの所持数スペースから数字チップを3だけ減らし、27にしました。その後、生産フェイズを迎えます。現在のゴールドの生産力は20なので、所持数に20を加え、合計47ゴールドを持っている状態になりました。
ラウンドの流れ
ゲームはラウンド単位で進行し、各ラウンドは以下の4つのフェイズで構成されます。
- 情報収集フェイズ
- アクションフェイズ
- 生産フェイズ
- 終了フェイズ
ゲームの終了条件が満たされて、フィニッシュフェイズ(P12参照)という特別なフェイズに移行するまで、ラウンドを繰り返していきます。
①情報収集フェイズ
**重要:**ゲーム開始直後の最初のラウンドでは、①情報収集フェイズは飛ばし、②アクションフェイズへと進みます。
スタートプレイヤーから始めて時計回りの順に、各プレイヤーはイベントカードの山札の上から4枚を引き、自分だけ表面を確認します。各プレイヤーはそのうち任意の枚数(0枚も可)を選んで手札に加え、**加えた1枚ごとに3ゴールドを支払います。**選ばなかったカードは、裏向きで捨て札置き場に置きます。
イベントカードの山札が尽きたら即座に、捨て札置き場のカードをよく混ぜ、新たな山札とします。
②アクションフェイズ
スタートプレイヤーから始めて時計回りの順に、各プレイヤーは手番を行っていきます。手番では、**「アクション1回」か「パス」**のどちらかを行います。これを全員がパスをするまで繰り返します。
手番で行えるアクションには、以下のものがあります。
- イベントカードのプレイ
- レガリアカードのプレイ
- 共通アクションの使用(探索/建設/発展)
- 秘薬アクションの使用
- 特別アクションの使用
イベントカードのプレイ
手札からイベントカードを1枚選び、自分の場(手元)に表向きで公開します。
そのためには、カード上部のCON枠に示されたプレイ条件を満たした上で、左上部記載のコストをすべて支払う必要があります(次ページ参照)。できない場合、そのイベントカードはプレイできません。
その後、カード中央部に「プレイ時効果」が示されている場合、それを即座に解決します。効果が複数ある場合、上から(同じ段の場合は左から)順に解決します。
プレイしたカードは、自分の場に置いたままにしておきます。
ラウンドの流れ②
イベントカードの見方
-
プレイ条件(CON):このカードをプレイするのに必要な条件(Condition)です。アイコンで示されたタグ(後述)やアイテムを指定数持っているか、その他の特定の条件を満たしていれば達成です(巻末の「便覧」参照)。何も書かれていなければ、条件なしでプレイできることを示します。条件が「/」で区切られている場合、左右いずれかの条件を達成していればプレイできます。
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**ゴールドコスト:**プレイ時には、大きな数字の値ぶんのゴールドを支払います。
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**ゴールドコストのパワー代替:**ゴールドコストの下にパワーのアイコンがあれば、ゴールドコストの支払いにパワーも使えます。1パワーにつき5ゴールドぶんとなり、パワーとゴールドを組み合わせての支払いも可能です。
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**追加コスト:**プレイ時には、ゴールドコストに加えて、赤枠のアイコンで示されたものを支払います(巻末の「便覧」参照)。先にカードのプレイ条件を満たしていれば、追加コストを支払ったことでその条件を満たせなくなったとしても、そのままプレイできます。
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**タグ:**プレイ条件等で参照されるアイコンです。全部で4種類あります。タグは、それが載っているカードをプレイすることで得られ、以降「持っている」状態になります(次ページの「タグについて」を参照)。
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**カードの効果:**大きく以下の3種類があります。このうち「常時効果」と「終了時効果」は、カードが裏返った場合は失われます。
**プレイ時効果:**このカードをコストを支払ってプレイした際、即座に解決する効果です。プレイ時効果が複数ある場合、上から順に処理してください。同じ列にある場合(アイコンなど)は左から順に処理してください。**プレイ時効果の使用は強制です。**ただし「〜してもよい」と書かれている効果や、「拠点化」アイコン(拠点化を行ってもよい)の処理については、行わなくても構いません。
注意:プレイ時効果でタグの数などを参照する場合、いまプレイしたそのカード自身が持つものも数えます(常時効果の場合も同様です)。
注意:アドバンスのイベントカードの中には、プレイ時効果の中に「変動ルール使用時」という枠に囲まれた効果を持つものがあります。基本ルールのプレイ時には、この枠内のテキストは無視してください。
**常時効果(青枠):**このカードをプレイ済みであれば、ゲーム終了時まで継続して使用できる効果です。これを持つカードは、外枠が青色になっています。 「特別アクション」と書かれた常時効果は、1ラウンドに1回の「特別アクション」を実行可能にします。使用したら使用済チップをカードの上に置きます(P11「特別アクションの使用」を参照)。それ以外の常時効果は、条件を満たすたび、即座に、かつ自動的に発動します。これはアクションとはみなされず、1回のラウンドで何度でも発動できます。イベントカードのプレイによって常時効果(例:タグ獲得時Xゴールドを得る、など)が発動する場合、、プレイ時効果を処理してください。
カード上に記載はありませんが、ゲーム中いつでも、手札のイベントカードを捨てることで、1枚につき1ゴールドを得ることができます(p11「売却」を参照)。
ラウンドの流れ③
タグ
- イベントカードには、右上部にタグを持つものがあります。そのカードをプレイしたとき、そのプレイヤーは表記のタグを得て、以降、そのタグを表記の数だけ「持っている」状態になります。ただし、タグを持つカードが裏返ったり、何らかの理由で自分の場を離れた場合、そのタグは失われます。
- タグは、受付嬢カード、迷宮タイル、宝物チップ上にも示されています。これらのタグは、そのアイテムを得るか、アイテムの状態を変化させて見えるようにすることで得られます。反対に、そのアイテムを失ったり、タグが再度見えなくなったりすると、そのタグは失われます。
- 持っているタグの種類や個数は、イベントカードのプレイ条件やカードの効果などで参照されます。
- タグには、生活、商売、ジャンク、人物の4種類があります。各タグの特徴は巻末の「便覧」にまとめています。
レガリアカードのプレイ
レガリアボード上から、レガリアカードを1枚選んで取り、自分の場に表向きで置きます。あるいは、自分の手札からレガリアカードを1枚選び、自分の場に表向きで置きます。
いずれの場合も、イベントカードと同じ要領で、カード上部のCON枠に示されたプレイ条件を満たした上で、左上部記載のコストを支払う必要があります。できない場合、そのレガリアカードはプレイできません。
レガリアボード上からレガリアカードをプレイした場合、その上にある「レガリアチップ」も一緒に得られます。レガリアチップはゲーム終了時に名声1点となります。
レガリアボード上のレガリアカードはどのプレイヤーでもプレイすることができ、早い者勝ちです。レガリアボード上のレガリアカードをプレイしても、空いたスペースにレガリアカードは補充されません。
レガリアカードの見方
レガリアカードの見方は、イベントカードとほぼ同じです。コストやプレイ条件(CON)、終了時効果、名声等が示されています。レガリアカードはタグを持ちませんが、プレイ条件が厳しいぶん、より多くの名声が得られます。
ゲーム中いつでも、手札のレガリアカードを捨てることで1枚につき3ゴールドを得ることができます。(p11「売却」を参照)レガリアカードの捨て札置き場はイベントカードの捨て札置き場と分け、両者が混ざらないようにしてください。
「手札を指定枚数捨てる」必要がある効果では、イベントカードだけでなくレガリアカードも捨てることができます。
ラウンドの流れ④
このゲームの核となるアクションのうち、「探索」「建設」「発展」の3つを「共通アクション」と呼びます。
共通アクションの使用① 探索
このアクションは、自分のギルドボードの**[冒険者の酒場]に冒険者チップが1枚以上ある場合にのみ**行えます。以下の8ステップを順に行います。
-
マップの外周、または自分の支配エリア(後述)に隣接している迷宮タイルを1枚選びます。
-
対象の迷宮タイルが裏向きであれば表向きにします。表側には0〜3個の★が示されています(あるいは表側が「奈落の穴」の場合もあり、その際は探索が終了となります。後述の「特別な迷宮タイル」を参照してください)。 **参考:**迷宮タイルの表側は、★0が4枚、★1が18枚、★2が20枚、★3が4枚、「奈落の穴」が10枚です。
-
以下のルールに従い「探索コスト」を支払います。
- 対象の迷宮タイルの表側の★の数と、それに隣接するすべての迷宮タイルの★の数を合計します。その合計値に5を掛けた値のゴールドが探索コストです。
- **探索コストの最低値は「10」となります。**コスト減少効果を含め、いかなる場合でも、コストが10以下になることはありません。
- 探索コストの支払いにはパワーも使えます。1パワーにつき5ゴールドぶんとなり、パワーとゴールドを組み合わせての支払いも可能です。
- 裏向きのタイルは、裏面に示されているぶんの★を計上します(ボスタイルを含む)。
- 隣接する奈落の穴タイルや無地タイル(後述)と、自分または他のプレイヤーの支配エリアは、★無しとして扱います。
**探索コストを支払えない、または支払いたくない場合:**公開した迷宮タイルは表向きのまま残します(ただしボスタイルは除く。後述)。その後、ギルドボード右側の[復活の祭壇]に数字チップの「2」を1枚置きます(これはゲーム終了時に名声の減点をもたらします)。以降のステップはすべて飛ばし、アクション終了となります。
-
探索コストを支払った場合、対象の迷宮タイルを得て、自分の場に置きます。
-
[冒険者の酒場]から冒険者チップを1枚取り、マップ上の対象のタイルがあったエリアに、紋章の面を上にして置きます。これにより、そのエリアを自分の支配エリアとして得たことになります。
探索可能な迷宮タイルの例
黄色のプレイヤーが探索できるのは、(図で丸く示された)タイルです(外周または自分の支配エリアに隣接しているタイル)。
探索の例
赤色のプレイヤーは、(図で赤丸で示された)タイルを探索します。探索コストは、対象のタイルの★が2個、隣接するタイルの★の合計が計6個(3+2+1、残りは★無し)なので、40ゴールドです(★8個×5ゴールド)。そこで、10ゴールドと6パワー(30ゴールドぶん)を支払い、このタイルを得て、冒険者チップを置きます。瘴気トラックの瘴気濃度を2だけ減らし、獲得物として任意の宝物チップ1枚を得ます。さらにこのエリアには青色の拠点が隣接しているため、赤色と青色のプレイヤーはそれぞれ1ポーションを得ます。
ラウンドの流れ⑤
特殊な迷宮タイル
**奈落の穴タイル:**このエリアを探索の対象にすることはできません。探索アクションのステップ②で表向きにしたタイルが奈落の穴だった場合、**その探索アクションを即座に終了します。このとき、その探索アクションが(カード効果によるものではなく)「共通アクション」によるものであれば、手番終了後に追加の1手番を行います。**探索コストの算出時、隣接するこのタイルの★の数は0として扱います。
**ボスタイル:**マップ中央に必ず置かれる特殊な迷宮タイルです。探索アクションのステップ②で公開し、ステップ③で探索コストを支払わなかった場合、**ボスタイルは裏向きで元の場所に戻します。**ボスタイルはマップ上にある限り、探索アクション以外の効果の対象には選べません。
**無地タイル:ストックに置かれている特殊な迷宮タイルです。奈落の穴タイルを「浄化」**する(巻末の「便覧」を参照)と、無地タイルに置き換えられます。マップに置かれるまでは、通常の探索では得られず、イベントカードの効果によってのみ得られます。マップに置かれた無地タイルは、表向きの迷宮タイルとして扱います。探索コストの算出時、このタイルの★の数は0として扱います。
共通アクションの使用② 建設
このアクションは、マップ上に、紋章の面が上になっている自分の冒険者チップが1枚以上ある場合にのみ行えます。以下の2ステップを順に行い、「拠点化」を行います。
- 建設アクションのコストとして15ゴールドを支払います。
- マップ上にある、紋章の面が上になっている自分の冒険者チップを1枚選び、裏返します(拠点化)。このとき、対象のチップに隣接する他の拠点(自分のものも含む)1個につき、追加コストとして5ゴールドを支払います。追加コストが支払えない場合、拠点化を行うことはできません。
注意:「拠点化」はこの建設アクションだけでなく、イベントカードの効果や秘薬アクション(後述)によっても行えます。その場合、建設アクションのコスト(15ゴールド)は不要ですが、拠点化の追加コスト(隣接拠点1個につき5ゴールド)は支払う必要があります。
拠点
拠点のあるエリアは、冒険者チップと同じく自分の支配エリアとして扱います。冒険者チップを拠点にすると、ゲーム終了時にそのエリアから得られる名声が2倍になります(後述)。自分の拠点の隣接エリアが探索されると、1ポーションを獲得できます(P9「共通アクションの使用① 探索」を参照)。
共通アクションの使用③ 発展
ギルドボードの**[発展の記録]にある冒険者チップを任意の枚数[冒険者の酒場]**へと移し、好感度を解放するアクションです。
各好感度を解放する(冒険者チップを移す)には、そのチップに対応するコストを支払うか、条件を満たしている必要があります(巻末の「便覧」を参照)。コストは複数種類を同時に支払えます。
該当の冒険者チップを任意の枚数**[冒険者の酒場]**へと移します。これにより、その下に示されていた好感度が解放され「持っている」状態になります。
**注意:**条件を満たしていたとしても、冒険者チップを移さないことも可能です(受付嬢をランクアップさせたくない、などの場合に行います)。
解放した好感度1個につき、イベントカードの山札から1枚を引き、手札に加えます。
解放した好感度が2個および5個に達すると、即座に、かつ強制的に、受付嬢のランクアップ(次ページのコラム参照)が発生します。
ラウンドの流れ⑥
受付嬢のランクアップ
受付嬢は3枚1組のカードで、ゲーム開始時にはランク1のものが一番上となり[受付]に置かれています。
受付嬢はゲーム中、自分が解放した好感度の個数が2個に達するとランク2に、5個に達するとランク3にランクアップします。即座に該当のランクのカードを一番上にして、[受付]に置き直します。
受付嬢のランクアップは強制的な処理です。規定数の好感度を解放したら、即座に必ず行わなければなりません。
ランク2とランク3のほとんどのカードには、右下部にランクアップ時効果が示されています。該当のカードへとランクアップしたら、即座に一度だけ、その効果を解決します。
ほとんどの受付嬢は常時効果を持ちます。ランクアップにより常時効果が変更される場合、以前の効果は失われ、一番上に見えているカードの常時効果だけが適用されます。
受付嬢が常時効果として**「特別アクション」を持ち、上に使用済みチップ**が置かれている状態でランクアップした場合、使用済みチップは新たなカードの上に即座に置き直します。(再使用可能にはなりません)
受付嬢は、ランクが上がると右上部にタグを持つようになる場合があります(次のランクでタグを得る場合、1つ前のランクのカードの右上部に、どのタグを得るかが示されています)。ランクアップの前後で同じタグを持つ場合、ランクアップ時にはそのタグは「得た」ことにはなりません(タグを得ることを条件とする効果は発動しません)。
秘薬アクションの使用
メインボード左上部にある秘薬アクションを使用します。秘薬アクションは6種類あり、指定の個数(1〜3個)のポーションを支払うことで、アイコンに示された効果を得ます(アイコンの見方は巻末の「便覧」を参照)。秘薬アクションを行うたびに、ストックから使用済みチップを1枚取り、行った秘薬アクションのポーションアイコンを隠すように置きます。このラウンド中、その秘薬アクションは誰も使用できなくなります。
**注意:**1〜3人プレイ時、使用不可チップが置かれている秘薬アクションは使用できません。
特別アクションの使用
自分のプレイ済みのイベントカードや、[受付]の受付嬢カードが常時効果として持つ、特別アクションを1つ使用します。(「イベントカードの見方」や「受付嬢のランクアップ」も参照)特別アクションを行うたびに、ストックから使用済みチップを1枚取り、その特別アクションを使用したカードの上に置きます。このラウンド中、その特別アクションはもう使用できなくなります。
特別アクションに必要なコストを支払えない、あるいは条件を満たしていない場合は、その特別アクションは使用できません。
(フリーアクション)売却
ゲーム中の(自分の手番やアクションフェイズに限らず)どのようなタイミングであっても、各プレイヤーは以下の交換を行うことができます。この処理はアクションには数えず、望む回数をまとめて行えます。
- 手札のイベントカードを1枚捨てることで、1ゴールドを得ます。
- ポーションを1個捨てることで、3ゴールドを得ます。
- 手札のレガリアカードを1枚捨てることで、3ゴールドを得ます。
パス
自分の手番が来た際、アクションを行う代わりに、パスを選べます。パスをする場合、自分の出会いカードを裏返し、**「CLOSED」**の面が上になるようにします。パスをしたプレイヤーの手番は、そのラウンドの残りのあいだ飛ばされます。
すべてのプレイヤーがパスをしたら、アクションフェイズは終了し、生産フェイズに移行します。
ラウンドの流れ⑦
③生産フェイズ
各プレイヤーは、ゴールド、パワー、ポーションの各資源について、それぞれの**「生産力」**に等しい個数を得ます。(「資源の所持数と生産力(p6)」も参照)
また、各ラウンドは春夏秋冬いずれかの季節に属します。ラウンドトラック上のラウンドチップを参照し、現在の季節に**「追加生産物」**が示されている場合、各プレイヤーはその資源を追加で得ます。(中央に近いところにあるアイコンが、その季節の「追加生産物」を示しています。)
④終了フェイズ
以下の処理を順に行います。
- 各プレイヤーは、出会いカードを「CLOSED」面から表側に戻します。
- 秘薬アクション上にあるすべての使用済みチップをストックに戻します。
- 特別アクション上にあるすべての使用済みチップをストックに戻します。
- ラウンドトラック上のラウンドチップを、時計回りに次の季節へと進めます。
- スタートプレイヤーマーカーを左隣のプレイヤーに渡します。受け取ったプレイヤーは、出会いカードの左上にあるスペースに置いておきます。
再び①情報収集フェイズから、次のラウンドを開始します。
ゲームの終了とフィニッシュフェイズ
メインボード外周にある瘴気トラック(後述)のマス上で文明チップと瘴気濃度チップが隣接すると、ゲーム終了条件が満たされます。以下の手順で、特別なフェイズであるフィニッシュフェイズへと移行してください。
- ゲームの終了条件を満たしたアクションを行ったプレイヤーの手番を最後まで行います。このとき、何らかの効果で「追加の手番」を得ていた場合、その追加の手番は行うことができます。
- 現在進行中のラウンドおよびアクションフェイズを、途中であっても終了させます(まだ「パス」を行っていないプレイヤーが残っていても)。生産フェイズ、終了フェイズは省略されます。
- フィニッシュフェイズの準備として以下の処理を行います。
- すでに「パス」をしているプレイヤーは、出会いカードを表側に戻します。(手番を行えるようになります)
- すべてのプレイヤーは、「ゴールド生産力」を20減らし、20ゴールドを得ます。この処理は強制です。例外として、生産力が19以下の場合は、そのすべてを減らし、同額のゴールドを得ます。
- フィニッシュフェイズに入ります。最後に手番を行ったプレイヤーの左隣から始めて、時計回りの順で、各プレイヤーは1回ずつ手番を行います。(手番の内容はアクションフェイズに準じます) **これを2周行います(最後に手番を行うプレイヤーは、ゲーム終了条件を満たしたプレイヤーとなります)。**1周目で「パス」を選んだプレイヤーは、2周目の手番を飛ばされます。
- 手番が2周したらゲーム終了です。 「ゲーム終了時に追加の手番を行う」終了時効果を持っている場合、このタイミングで解決します。該当者が複数人いる場合、スタートプレイヤーから時計回りの順で行います。 その後、最終得点計算へと移行します。
瘴気トラック
瘴気トラック上には**「文明」と「瘴気濃度」**の2種類のチップがあり、お互いが近づき合う方向へと動いていきます。
**文明チップ:**ゲーム開始時には「1」のマスにあり、主にイベントカードのプレイによって、数字が大きくなる方向へ進みます。
**瘴気濃度チップ:**ゲーム開始時には「プレイ人数×10」(P4「ゲームの準備」を参照)のマスにあり、「探索」で得た迷宮タイルの★の数だけ、「0」に近づく方向へ進みます。
一度2枚のチップが隣接するマスに移動したら、以降はどちらのチップの移動も無視します。
「文明」はこの世界の文化・技術水準を、「瘴気濃度」は迷宮から噴き出す「瘴気(魔物を生み出す陰の気)」の濃さを表しています。探索を進めることで、迷宮の脅威はどんどん減ってゆきます。「文明」が「瘴気濃度」と同水準になる(接する)と、人類は迷宮を完全に管理下に置いたこととなり、ゲームは終了に向かいます。
最終得点計算
フィニッシュフェイズを終えたら、以下の5項目について最終得点計算を行います。名声は、ギルドボード右側の出会いカードの上に、数字チップを置いてカウントしてください。
- 受付嬢カードの名声 受付嬢カードがランク3であれば名声を得られます。得点は受付嬢によって異なります。
- マップの支配エリアの名声 マップ上にある自分の各冒険者チップ(紋章面)について、その下のエリアに示されている名声を得ます。冒険者チップを拠点にしている場合は、代わりにその2倍の名声を得ます。
- 迷宮タイル、ボスタイル、宝物チップ、レガリアチップの名声 この時点で自分の場に持っている迷宮タイルとボスタイル、宝物チップ、レガリアチップから示されている名声を得ます。
- プレイ済みのイベントカード、レガリアカードの名声 プレイ済みの各カードから名声(終了時効果による「+」「ー」を含む)を得ます。カードによっては名声を失うものもあります。裏向きのカードの名声はプラス・マイナスに関わらず無視します。
- 復活の祭壇のペナルティ ギルドボード右側の[復活の祭壇]にある数字チップの値1ごとに、名声を1点失います。
以上を合計し、名声の最も多いプレイヤーの勝利です!
名声が同点の場合、以下の要素を1から順に比べて、より多いプレイヤーが勝者となります。1〜3まですべて同数の場合は、勝利を分かち合います。
- マップ上の拠点の所持数
- マップ上の支配エリアの数
- プレイ済のイベントカードの枚数(裏向きも含む)
また、得た名声によって以下のとおり「ギルドランク」が決まります。
ギルドランク
| 名声 | ギルドランク | 評価 |
|---|---|---|
| 60〜 | バハムート級ギルド | 人々の間で長く語り継がれる伝説級の冒険者ギルド。その名はあるいは、神々の耳にまで届くかもしれない。 |
| 50〜59 | ドラゴン級ギルド | 世界に名を轟かせた超級の冒険者ギルド。その創設者の名と、そこに寄り添う受付嬢は、英雄として語られる。 |
| 40〜49 | ワイヴァーン級ギルド | 王国では知らぬ者のいない、第一級の冒険者ギルド。そのギルドに属しているというだけで、信頼と安心を得られるだろう。 |
| 30〜39 | リザードマン級ギルド | それなりに名の知れた、第二級の冒険者ギルド。アットホームで身の丈に合う、このぐらいのサイズも良いものだ。 |
| 〜29 | スネイク級ギルド | 村々や小さな街にある、地域密着型の冒険者ギルド。何でも屋にして防衛線である、なくてはならない存在。 |
拡張ルールを使用している場合は、拡張ルールブックP20に拡張要素を含む「最終得点計算のまとめ」を掲載しています。また、拡張ルールブックP19には、ギルドランクリスト(完全版)もありますので、必要に応じて参照してください。
受付嬢の補足説明①
受付嬢専用のコンポーネントについて
以下の受付嬢カードを使用する場合、それぞれ専用のチップを手元に置くか、カードを手札に加えてください。
- アヤカ(表面):専用チップ「叡智」3枚
- アヤカ(裏面):専用チップ「一閃」3枚
- セレン(裏面):専用チップ「浮遊ラボ」1枚
- オリビア(裏面):専用の冒険者チップ1枚
- スカジ(裏面):専用イベントカード『スカジ傭兵団』
- マカロン(表面):専用イベントカード『聖女の残滓』
「専用のイベントカード」について
スカジ(裏面)、マカロン(表面) 《初期資産》で得られる「専用のイベントカード」は、以降は通常のイベントカードとして扱います。**例外:**捨て札にした場合は、通常のイベントカードの捨て山には混ぜずに箱に戻してください。
受付嬢の効果によるコストの減少について
アリシア(裏面)、アヤカ(表面)、セレン(表面)、シフ(裏面)、ヴィー(裏面)など 《初期資産》や《常時効果》でカードやアクションのコストが減少する場合、コストは**0未満にはなりません。また、「探索」**アクションのコストが減少する場合、10未満にはなりません(これは他の効果によるものも同様です)。
《初期資産》「最初の手番開始時」効果について
セレン(表面)、メリッサ(裏面)など 1ターン目のアクションフェイズの自分の最初の手番の開始時に、記載の効果が発動します。その後、通常通りアクションを実行できます。
「専用の山札」効果について(シュリ、ベル)
シュリ(表面)、ベル(表面) 《初期資産》によって形成される専用の山札は、手元に裏向きで置いてください。**内容(表面)の確認はできません。**専用の山札からは、それを形成した受付嬢の効果でのみカードを得ることができます。専用の山札がなくなった場合、以降は「専用の山札から〜」の効果は無視します(それ以外の効果がある場合は発動します)。
「専用の山札」効果について(クリス)
クリス(表面) 《初期資産》によって形成される専用の山札は、手元に裏向きで置いてください。**自分はいつでもその内容(表面)を確認することができます。**専用の山札からは、それを形成した受付嬢の効果でのみカードを得ることができます。専用の山札が0枚の場合、「専用の山札から〜」の効果は無視します。
メリッサ(表面)
《常時効果》「自分の場のイベントカードの枚数が「4の倍数」になるたび1ポーションを得る」 自分の場のイベントカード(裏向きも含む)の枚数が、「4」「8」「12」…のように、4の倍数になるたびに効果が発動します(何らかの効果でイベントカードの枚数が減少して、4の倍数になった場合にも、効果が発動します)。プレイしたカードを4枚ごとにまとめておくのがおすすめです。
メリッサ(裏面)
《初期資産》《ランクアップ時効果》 この受付嬢を使用する場合、「奈落の穴(白枠)」タイルをストックに加えてください。
常時効果についての補足は、FAQ『空飛ぶ三馬鹿』の項を参照してください。
アヤカ(裏面)
《常時効果》「探索コストを支払う際、一閃チップを1枚支払ってもよい。そうした場合、対象となった迷宮タイルの表面の★が3個少ないものとしてコストを計算する」 ★が減少するのはコストの計算についてのみです。『竜墜乙女』のカード効果など、迷宮タイルの★の数が関係するものは、元の★の数を参照します。瘴気濃度の減少も同様です。★の数は0未満にはなりません。 例:★2のタイルを対象に使用した場合、★2⇒★0となり、コストは5×2で10だけ減少します。
受付嬢の補足説明②
エル(裏面)
《常時効果》「アクションフェイズの開始時、スタートプレイヤーの手番の前に1回手番を行う」 **例:**3人プレイ時、エル(裏面)のプレイヤーが2番手のラウンドなら、以下の順番で手番を行います。2番手(エル)⇒1番手⇒2番手(エル)⇒3番手
この効果による手番中にフィニッシュフェイズの条件が満たされた場合、フィニッシュフェイズの手番順は、エルのプレイヤーから時計回りに変更されます。
スカジ(表面)
《常時効果》「いつでも1パワーを5ゴールドとして使用できる(余った分は消滅する)」 この効果は「所持数」にのみ有効です。パワーの「生産力1」をゴールドの「生産力5」として使用することはできません(「フィニッシュフェイズの準備」の処理も含む)。
情報収集フェイズでの支払いは、まとめて行うものとみなします。 **例:**カードを2枚保持する場合、1パワーと1ゴールドで支払うことができます。
シュリ(裏面)
《常時効果(特別アクション)》「迷宮タイルを1枚支払うことで、コスト「14」以下のイベントカード1枚を、ゴールドコストを支払わずにプレイする。」 アクションのコストとして迷宮タイル1枚を支払った後に、イベントカードのプレイ条件を参照します。 **例:**迷宮タイルを1枚だけ所持していて、この効果のコストとしてタイルを1枚支払った場合、「プレイ条件:所持迷宮タイル1枚」の『4tトラックの残骸』はプレイできません。
ヴィー(表面)
《常時効果(特別アクション)》「人物タグやマイナスの名声を持たないイベントカード1枚を、コスト・追加コストを2倍にしてプレイする。そうした場合、プレイ時効果を2回解決する」 効果の処理の際は、必ず1回目のプレイ時効果をすべて解決し終えてから、2回目のプレイ時効果を解決してください。
プレイしたカードが1回目のプレイ時効果で裏返った場合、2回目のプレイ時効果は解決されません。 例:『巨獣ベヒモスの覚醒』をプレイし、表向きで残すためには、拠点を2枚裏返す必要があります。
プレイ時効果によって「手番終了後、追加の手番を行う」効果を得る場合、2回分のプレイ時効果を処理し、手番を完全に終了してから追加の手番を(2回分)行ってください。
マカロン(表面)
《ランクアップ時効果》ランク3「自分のプレイ済みのイベントカード1〜2枚を選び、表向きにしてください」 この効果を使用した際、タグが見えるようになる場合は、新しく得たことになり、タグを得ることが条件の効果が発動します。カードプレイが条件の効果(『ポイントカード』など)は発動しません。
シフ(裏面)
《常時効果(特別アクション)》「イベントカードを1枚プレイする。このとき、所持する迷宮タイル1枚ごとにコストを「-3」する(最大-15まで)。」 追加コストで迷宮タイルを支払うカードをこの効果でプレイした場合、軽減するゴールドコストは、タイルを支払う前のものを参照します。 **例:**迷宮タイルを2枚所持していて『ギルド迷宮前支店』をプレイする場合、コストは「-6」されます。
フリーダ(表面)
《常時効果(特別アクション)》「手札のイベントカードが3枚になるまで、山札からイベントカードを得る。こうして得たイベントカード1枚ごとに2ゴールドを得る」 この特別アクションを使用する前に、フリーアクション「売却」を行うことで、手札を減らしても構いません。
ホルン(裏面)
《常時効果》「ポーションを迷宮タイルとしてコストの支払いに使用できる。迷宮タイルをポーションとしてコストの支払いに使用できる」 この効果はイベントカードだけではなく、「発展」アクションや、秘薬アクション、特別アクションのコスト支払いの際にも使用できます。 **例外:**フリーアクション「売却」には使用できません(迷宮タイルをポーションとして3ゴールドで売却することはできません)。
ピエリア(裏面)
《常時効果(特別アクション)》「イベントカードを1枚プレイする。そのカードに記載のプレイ時効果で生産力を得る場合、その値を2倍にする」 この効果が適用されるのは、最初にプレイしたカードに記載されている「生産力を得る」の効果のみとなります。 例:『魔導通信ネットワーク』をプレイした場合、ゴールドの生産力は2⇒4になりますが、追加でプレイしたイベントカードに記載された生産力は2倍になりません。
カードに記載されているなら、テキスト効果も対象となります(『ゴブリンの洞窟』など)。
受付嬢の補足説明③
セレン(裏面)
《初期資産》「ゲームの準備」のとき、スタートプレイヤーを決める直前に、浮遊ラボを迷宮外の任意の場所に配置する(浮遊ラボは自分の拠点として扱う)。」 全員がカードと受付嬢の選択を終えたあと、24の開始時(スタートプレイヤーを決定する直前)に、浮遊ラボを配置してください(以下「浮遊ラボ」の項も参照)。
浮遊ラボ
浮遊ラボは(セレンがランク1,2のあいだは)迷宮外の任意の場所(マップの外周のマスの外側)に配置されます。
浮遊ラボはセレンのプレイヤーの拠点として扱います。
- 浮遊ラボに隣接するエリアが探索された場合、通常どおりポーションを得ます。
- 浮遊ラボに隣接するエリアで拠点化を行う場合、追加コストが必要になります。
- 拠点の所持がプレイ条件のカードをプレイする際、拠点を1個持っているものとして扱います。
**注意:**浮遊ラボが迷宮外にあるあいだは、支配エリアとしては数えません。
ランク3の常時効果で浮遊ラボをマップ上に配置できます。配置後は浮遊ラボは支配エリアとして扱います(拠点でもあるため、終了時名声も2倍になります)。
(図:浮遊ラボに隣接しているものとして扱うエリア)
クリス(裏面)
《常時効果》「裏向きの迷宮タイルを探索の対象に選択したとき、マップ内の、奈落の穴を除く裏向きの迷宮タイルと位置を入れ替えて探索してもよい」
共通アクション「探索」②の直前、探索の対象にしたタイルを表向きにせずに、他の表向きのタイルと位置を入れ替えます。その後、入れ替えた表向きのタイルについて、最初から対象にしていたかのように、以降の処理を行います。
**注意:**無地タイルは表向きのタイルとして扱うため、入れ替え元(裏向きのタイル)としては利用できません。
**注意:**ボスタイルは入れ替えの対象にならないため、この効果で入れ替えることはできません。
効果使用の例: クリスのプレイヤーは、Aのエリアにある迷宮タイルを探索の対象に選択しました(図①)。クリスの効果を使用し、Aの裏向きの迷宮タイルと、Bの裏向きの迷宮タイルを入れ替えます(図②)。クリスはBを探索の対象に選択したものとして、以降の処理を行います。
『迷宮昇降機の発見』例図
このカードの効果で探索の対象にできるエリア(誰かの支配エリアに隣接していない、終了時名声が2のエリア)は、例えば図の赤丸のような場所となります。
FAQ
基本ルール
Q: 使用済みチップが足りなくなった場合はどうしますか? A: 他の適当なチップ(数字チップなど)で代用してください。
Q: 「宝物チップを得る」効果の際、宝物チップがレガリアボード上に無い場合はどうしますか? A: 基本的には得られず、効果は失われます。全参加者の合意があれば、代わりに宝石チップを得ても構いません。この場合の宝石チップの取り扱いは〈拡張P7「7 初期資産の割り増し」〉に準じます。
Q: 探索を行うとき、他人の支配エリアを飛び越えることはできますか? A: できません。探索の対象にできる迷宮タイルは、外周と、自分の支配エリアに隣接しているものとなります。
Q: 「コスト15以上のイベントカードをプレイするたび〜」などの効果は、ゴールドコストを軽減したり、支払わずプレイした場合、発動しますか? A: 発動します。
Q: 同じタグを2個持つイベントカードをプレイした場合、「タグを得た時」の常時効果は2回発動しますか? A: 発動します。
Q: プレイ済のイベントカードを裏返したり、手札に戻したりする場合、載っている使用済みチップや冒険者チップ、迷宮タイルはどうなりますか? A: 載っていたタイルやチップは失われます。使用済みチップはストックに戻し、冒険者チップは箱に戻し、迷宮タイルは捨てます。
個別のカード
Q: 『空飛ぶ三馬鹿』や受付嬢「メリッサ(裏面)」の常時効果を持つ状態で、共通アクション「探索」で奈落の穴が公開された場合、追加の手番は得られますか? A: 得られません。奈落の穴を無地タイルと見なして探索の処理を行ってください。
Q: 『深紅の甲殻城』の効果によって迷宮タイルを表向きにする際、その対象エリアにボスタイルや他のプレイヤーの偵察隊チップなど、効果の対象にならないものがある場合はどうなりますか? A: 効果の対象にならないタイルは表向きになりません。
Q: 『悪魔の羽根ペン』を使用して「このカードを裏返す」プレイ時効果を持つカードを選択した場合、どうなりますか? A: 『悪魔の羽根ペン』のカードが裏返ります。
Q: 『飛竜印の運送屋さん』の効果はフィニッシュフェイズ中に使用できますか? A: 使用できます。そうした場合、(『飛竜印の運送屋さん』の分を除いて) 3回分のアクションを行えます。
Q: 『迷宮昇降機の発見』で探索できるのはどの場所ですか? A: 前ページの図を参照してください。
Q: 『シャドウマンズ』の効果で迷宮タイルを得ずに捨てた場合、瘴気濃度は減らしますか? A: 通常どおり減らします。
Q: 『シャドウマンズ』の効果で迷宮タイルを得ずに捨てた場合、『大魔導の気まぐれ』の「所持する迷宮タイルを捨て札にした場合〜」の効果は発動しますか? A: 所持したことにはならないため、発動しません。
Q: 『運送ギルドとの提携』を使用した際、1枚目のイベントカードで得たポーションなどで、2枚目のコストを支払うことは可能ですか? A: 可能です。
Q: 『運送ギルドとの提携』を使用した際、1枚目のイベントカードで得たイベントカードを、2枚目にプレイすることは可能ですか? A: 可能です。
Q: 『極大浄化魔法の儀式』を使用した際、得たタイルに★があれば瘴気濃度は減少しますか? A: 瘴気濃度は減少しません。探索アクション以外のタイルの獲得で、瘴気濃度が減少することはありません。
Q: 『ブリングフェザー』などの終了時効果による追加手番の実行中に、追加の手番をさらに得ることは可能ですか? A: 可能です。
ミニボード拡張(拡張P14)
Q: 『祝祭の準備』で、祝祭チップがボード上に残っている状態でフィニッシュフェイズに移行した場合、「パス」を行うことで祝祭チップを得ることはできますか? A: できます。
Q: 『這い寄るドラゴン』で、卵チップが残っている状態でボスタイル(ドラゴンの初期位置)が支配エリアになった場合、その後の処理はどうなりますか? A: 例外として、ドラゴンは倒しても復活せず、(卵ではなく)ドラゴンチップを得ます。以降ドラゴンは出現しません。
Q: 『偵察隊』と『魔の森』を採用した場合、偵察隊チップを魔の森チップのあるエリアに置けますか? A: 置けません。ただし、拠点化によって魔の森チップを取り除いてから、そのエリアに即座に偵察隊チップを置くことは可能です。
Q: 『偵察隊』と『這い寄るドラゴン』を採用した場合、偵察隊チップをドラゴンチップのあるエリアに置けますか? A: 置けません。
Q: 『偵察隊』と『這い寄るドラゴン』を採用した場合、偵察隊チップがあるエリアにドラゴンチップが移動してきた場合、偵察隊はどうなりますか? A: 偵察隊チップの上にドラゴンチップを載せてください。この状態では偵察隊チップの効果は失われます(誰でもドラゴンチップを対象に探索を行えます)。「偵察隊の派遣」でドラゴンチップの下にある偵察隊チップを取り出し、置き直すことは可能です。
便覧①
アイコン内やその直前に数字が付いていない場合、「1」が省略されていると見なします。
共通アイコン
| アイコン | 効果 | 参照ページ |
|---|---|---|
| ゴールド・パワー・ポーション | 資源を指定の数得る(所持数スペースに数字チップを置く)。 | P6「資源の所持数と生産力」 |
| 生産力アイコン(ゴールド・パワー・ポーション) | 資源の生産力を指定の値だけ得る(生産力スペースに数字チップを置く)。 | P6「資源の所持数と生産力」 |
| イベントカード(数字) | イベントカードの山札の上から、指定の枚数を引いて手札に加える。 | |
| 文明(+1) | 瘴気トラック上の文明チップを1マス進める。 | P12「瘴気トラック」 |
| 宝物チップ | レガリアボードから任意の宝物チップを1枚得る。 | P9「共通アクションの使用① 探索」 |
| 拠点化 | 拠点化を1回行ってもよい。カードや秘薬アクションの効果で行う場合、建設コストの15ゴールドを支払う必要はない(追加コストは必要)。**注意:**このアイコンは強制ではなく任意。行わなくても良い。 | P10「共通アクションの使用② 建設」 |
| イベントカードのプレイ(コスト無し) | 手札のイベントカードを1枚、ゴールドコストを支払わずにプレイする(追加コストは支払う)。プレイ条件は満たす必要がある。 | P6「イベントカードのプレイ」 |
イベントカードの追加コスト
P7「イベントカードの見方」も参照してください。
- **追加コスト:**ゴールドの生産力を指定の値減らす。
- **追加コスト:**ポーションを指定の数支払う。
- **追加コスト:**自分の場にある迷宮タイルを指定の枚数捨てる。
便覧②
イベントカード、レガリアカードのプレイ条件
プレイ条件が「/」で区切られている場合、左右いずれかの条件を達成していればプレイできます。P7「イベントカードの見方」、P8「レガリアカードのプレイ」も参照してください。
- (生活・商売・ジャンク・人物のタグ)**プレイ条件:**指定のタグを指定数以上持っている。
- (好感度)**プレイ条件:**好感度を指定数以上解放している。
- (迷宮タイル)**プレイ条件:**迷宮タイルが自分の場に指定数以上ある。迷宮タイルには「ボスタイル」「奈落の穴タイル」「無地タイル」も含む。
- (奈落の穴タイル)プレイ条件:「奈落の穴タイル」が自分の場に指定数以上ある。
- (5+文明)**プレイ条件:**文明チップが既定のマス(すべて「5」)に達している。
- (ゴールド・パワーの生産力)**プレイ条件:**指定の資源の生産力が、指定値以上ある。
- (イベントカード)プレイ条件:プレイ済のイベントカードが自分の場に指定数以上ある**(裏向きも含む)。**
- (タグを持たないイベントカード)プレイ条件:****タグを持たないプレイ済のイベントカードが、自分の場に指定数以上ある**(裏向きは含まない)。**
- (レガリアカード)プレイ条件:プレイ済のレガリアカードが自分の場に指定数以上ある。
- (支配エリア)**プレイ条件:**自分の支配エリアがマップ上に指定数以上ある。支配エリアには拠点も含む。
- (拠点)**プレイ条件:**自分の拠点がマップ上に指定数以上ある。
イベントカードの特殊な効果
- 奈落の穴を1枚選んで浄化する(参照:P10「特殊な迷宮タイル」) マップ上から任意の「奈落の穴」タイルを1枚得て、自分の場に置く(これも「迷宮タイル」として数えたり捨てたりできる)。空いたエリアにはストックから取った無地タイルを置く。無地タイルが不足した場合は、捨て札置き場の迷宮タイルを裏向きにして代用する。
- 無地の迷宮タイルを1枚得る(参照:P10「特殊な迷宮タイル」) ストックから無地タイルを1枚得て、自分の場に置く(これも「迷宮タイル」として数えたり捨てたりできる)。無地タイルを迷宮タイルとして捨てた場合、ストックに戻す。
- 好感度を1つ選んで解放する(参照:P10「共通アクションの使用③ 発展」) コストや条件を一切無視して、[発展の記録]から任意の冒険者チップを1枚だけ[冒険者の酒場]に移す。発展アクション時と同様に、イベントカードの山札から1枚引いて手札に加える。
- このカードの上に[冒険者の酒場]にある冒険者チップを1枚置いてもよい(参照:P10「共通アクションの使用③ 発展」) [冒険者の酒場]にある冒険者チップを1枚選び、この効果を持つカード上に置く。このチップは以降、回収・使用できなくなる。
- このカードを裏向きにする/選んだカードを裏向きにする(参照:P7「イベントカードの見方」) 対象のカードはゲーム終了時まで裏向きのままとなる。表側に示されていたタグ、常時効果、名声をすべて失う(または使用・適用できなくなる)が、プレイ済のカード枚数としては数える。プレイしたカードがそのカード自体のプレイ時効果によって裏向きになる場合、そのカードのタグは一時的に得てから失うことになるため、「タグを得た時」の効果は発動する。
便覧③
タグの特徴
| タグ | 示されている内容物 | 特徴 |
|---|---|---|
| 生活 | イベント・受付嬢カード、宝物チップ | 基本的なタグの1つ。「好感度の解放」や「拠点化」を行えるカードが多い。 |
| 商売 | イベント・受付嬢カード、宝物チップ | 基本的なタグの1つ。ゴールドの生産力の増加やゴールドを得られる行えるカードが多い。 |
| ジャンク | イベント・受付嬢カード、迷宮タイル・宝物チップ | 迷宮タイルに示されている唯一のタグ。カードには比較的少なめ。特殊な効果を持つカードのプレイ条件になっていることが多い。 |
| 人物 | イベント・受付嬢カード | 稀少であり、参照機会も少ないタグ。人物タグのあるイベントカードは特徴的な効果を持つものが多い。 |
宝物チップ
- 名声3点を得る。
- 名声2点を得る。即座にゴールドの生産力を2、パワーの生産力を1得る。
- 名声2点を得る。即座にポーションの生産力を1得る。
- 名声2点を得る。「生活」「商売」「ジャンク」のタグを得る。
- 名声1点を得る。即座にポーションを2個得る。
発展(好感度の解放)のコストと条件
- (例:20ゴールド、3パワー、2ポーション)**コスト:**示されている資源を指定の個数支払う。
- (3+支配エリア)**条件:**自分の支配エリアがマップ上に3個以上ある(拠点も含む)。
- (8+イベントカード)条件:プレイ済のイベントカードが自分の場に8枚以上ある**(裏向きも含む)。**